これからの産業医の課題は?

これからの産業医の課題は?

産業医は日本医師会において平成2年に制度が確立され今日に至っています。従業員数が多い大企業においては、産業医を専属で配置しなければならないということが決まっていますから、その意識も高いものとなっていますが、中小企業やさらにもっと小さい企業において、産業医はそれほど高い注目を得ていないという現状があります。また、地域格差もあるということがわかってきています。

たとえば、認定産業医は全国的にかなり多くなっているのですが、事業場との契約ができないという産業がが多いということが分かってきています。また、地域によっては産業医の不足が懸念されているとも言われています。こうした問題は、これから先、産業医の課題となっていくことになると言われています。

都市部では、大企業も多く専属の産業医とはならずとも、嘱託勤務形態の産業医が多くなっていますが、都市部以外の地域では大企業と呼ばれる企業が少ないために、産業医を雇うという意識にずれがあります。都市部では産業医があまっている状態になるのに、過疎部などの一部地域では、産業医の不足となっている・・・これは、現在の医療分野の悩みと直結しているように思います。

都市部の大きな病院や大学病院等には、若い医師も志高く積極的に雇用されています。ですが、過疎化していく地方では、ご高齢者が多く病院へかかる率がも高い地域なのに、医師が慢性的に不足しています。いえ、医師どころか病院が不足しているという状況です。これと同じくして、産業医にも地域格差が出てきているということが言えます。

また、企業においても、産業医に対する意識の低さが露呈しています。従業員の人数的に、専属の産業医を置かなければならないという企業であっても、産業医を設置していないという企業があるという実情も問題です。そのほかに、産業医がいるにもかかわらず、産業医に業務上の問題や健康上の問題を相談せず、外部に相談しているという従業員の方もいる・・・ということも、今後の産業医と企業のあり方に関しての大きな問題となるでしょう。産業医を選任する場合、健康管理上の問題や事業環境に関する問題を相談できるのだということを、従業員にしっかり説明していないという企業も多いのです。

産業医との契約をしたくても、どこに相談すればいいのかがわからないという企業も多いようです。経験のある産業医との契約が企業にしてもらうためにも、もっと開かれた相談センターなどがあれば・・という声もあります。まだまだこれから先、産業医の課題はどんどん出てきそうです。

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