社員の復職面談する際の産業医の注意点は?

社員の復職面談する際の産業医の注意点は?

最近の日本では、大きなストレスからうつ病を発症する社会人も多く、大きな問題となっています。小学校へ通うような小さいお子さんでも、ストレスからうつ病になることがあるといいます。ストレスが多い複雑な社会となった日本において、うつ病は社会病ともいっていい深刻な問題です。

うつ病が進んでいくと、自殺ということまで考えてしまう状態になります。企業での対人関係のもつれから、自殺になったらしい・・というようなニュースを、メディアでも良く報道していますよね。こうした状態にならないように・・と、産業医に精神科経験医師を選ぶという企業も少なくありません。また、産業医になるための講習等でも、メンタルヘルスに関することは、かなり重要視されています。

産業医として企業の中でうつ病となっている状態の従業員を発見し、休職させたとします。休ませるということもなかなか難しいという企業もありますが、こうしたことが難しい日本だからこそ、産業医がいて休ませるのですから、まずはうつ状態を落ち着かせます。休ませることができ、精神科やメンタルヘルスケアを行う診療所などと連携してうつ病の状態が良くなってきたら、今度は復職させる必要が出てきます。

一番難しいのが復職させるときなんですね。実は、通常の精神科に通っていたうつ病の方へ、精神科の先生が復職許可を出し、復職してまもなく自殺してしまったという例も少なくないのです。復職が可能なのかどうかを判定するということが、産業医にとってもとても難しく慎重にならざるをえないことなんですね。うつ病というのは「根が深い」心の病です。完治していると思っても、ほんの少しのきっかけであっという間に元に戻ってしまうことも少なくありません。

産業医ではない精神科等の主治医が復職しても大丈夫という診断書を出してきたとしても、慎重に面談し、産業医として復職が可能かどうかをしっかり見極めていくことが必要なのです。多くの場合、うつ病の方の復職には、復職許可を持ってきても試験的に出勤させてみて、それから産業医が判断するということも少なくありません。1日のうち2時間とか3時間から始めて、最初は1週間のうち3日間の短い勤務、さらに時間や日数を増やしていって1ヵ月くらいして心に負担なく出勤していることが十分わかってから、復職許可を出すという手段を取る産業医が多いようです。

経済的な理由から早く出勤しなくては・・とうつ病の方が職場に復職したいと言ってきても、症状が治っていない状態ではまた同じことの繰り返しになることも考えられます。そうしたことがないように、時間をかけて、じっくりうつ病の方と向き合っていくことが必要になります。

産業医の求人を探すなら「リクルートドクターズキャリア」

ランキング 1位
サービス名 リクルートドクターズキャリア
会社名 株式会社リクルートドクターズキャリア
エリア 全国
リクルートドクターズキャリア
ランキング 2位
サービス名 エムスリーキャリアエージェント
会社名 エムスリーキャリア株式会社
エリア 全国

© 2012-2017 産業医.jp