専属産業医のメリットとデメリットを教えて?

専属産業医のメリットとデメリットを教えて?

企業に属した形で、その企業の専属として働く医師が専属産業医です。企業で働く労働者の方々と同じように、同じ時間帯で医師として企業の労働者の健康管理、労働条件改善など、さまざまな業務を行います。産業医には専属産業医と嘱託の産業医がいますが、専属となった場合のメリット、デメリットと知っておきましょう。

まず、専属産業医となった場合のメリットですが、拘束時間がしっかり決まっているという点です。勤務医などの場合、定時があるとしても、患者さんがいれば定時を過ぎても治療に当たる必要があります。もし急患となれば、何時でも患者さんのために治療を行うこともありますし、拘束時間はかなり長くなる場合もあります。お子さんの運動会などを見に行きたいと思っても、患者さんがいれば休みは返上ということもあります。

拘束時間が長い、病院にとらわれた生活になりますから、さまざまな計画を立てることなどかなり無理があります。でも専属産業医の場合、資格が医師であっても、サラリーマンです。企業の労働者と同じ時間帯で働き、何もなければ定時に変えることができます。書類作成などで残業があっても、勤務医や開業医ほど長く拘束されるということもありません。有給などを利用すれば、計画的に休日を作ることもできます。企業の労働者の健康管理を行っているという責任感もありますが、命と常に向き合っている通常の医師とはまた違う緊張感や責任感です。

デメリットは、勤務医とは違い昇給などは見込めないという点です。勤務医の場合、経験や年数などによって昇給があります。でも専属産業医の場合、昇給があるという企業はほとんどありません。一般的に、30代から40代の専属産業医で、1000万円くらいの年収となりますから、昇給がなくても良い年収となりますが、勤務医、開業医と比較すると年齢を重ねても経験があっても昇給が望めないというデメリットがあります。

また、労働者の健康管理を行う上で、労働条件などを背景に複雑な企業の人間関係に対して係わることもあります。労働者からの意見と事業主としての意見との対立など、難しい問題に対峙することもあります。医師としての責務もありますが、企業運営に関する労働条件などの難しい問題に直面する立場にあるということも、ほかの医師にはない責務となります。広い視野で企業と労働者の状況を把握する必要がありますので、通常の医師とはまた違う観点からの苦労も発生します。

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