嘱託産業医は会社を掛け持ちできるの?

嘱託産業医は会社を掛け持ちできるの?

日本に歯科医師を除く医師というと、26万人くらいいるといわれています。そのうちの1/4という医師が、産業医の資格を取得しています。ただ、資格を取得しているというだけで、実際には産業医として活動していない医師もいます。

産業医には、専属産業医と、嘱託産業医がありますが、日本の場合多くは、嘱託産業医です。開業医や勤務医が嘱託産業医となり、各企業に月数回訪れて、産業医としての業務をこなしていくわけです。専属産業医とは違い、企業へ雇用されているということではありませんので、企業と契約を結び、月1回、週1回などその企業の依頼に沿って働くことになります。

日本では開業医が嘱託産業医となっていることが多く、自分が経営しているクリニックなどが休診の際、契約した企業へ出向き嘱託産業医としての業務を行っているのです。毎月1回、職場を巡視し、労働環境に悪い部分はないかということなどを確認します。健康診断から労働者の生活に関してアドバイスを行うこともありますし、労働者から体の悩みについて相談に乗ることもあります。また、ストレスを感じ心労が強くこのままいくとうつになる・・・などの症状が見えた場合、その労働者に対して休職を進めることもあります。こうした業務を、企業でアルバイト的に行っているのが、嘱託産業医です。

嘱託産業医は、1つの企業で業務を行うということではなく、複数の事業場で嘱託産業医を兼務しているという場合もあります。事業に雇用されている専属の産業医とは違い、委託契約を結び企業へ約束の日時にうかがうという形の雇用なので、自分に空き時間があれば、複数の企業との嘱託産業医の契約が可能なのです。産業医によっては自分の診療等に支障をきたすので、1社以外と契約はしないと決めている場合もありますが、かなり多くの嘱託産業医が、いくつか複数の企業と契約しているようです。医師が空いている時間を利用して、産業医として働くことは、企業内の健康管理に関してもかなり有効的なことです。

いくつかの企業を掛け持ちしても、自分の本業に支障がない限り、産業医としての経験にもつながっていきますので、複数契約をし経験を積んでるという医師も少なくありません。産業医としての経験を積むにしても、医師としての経験を積むにしても、嘱託産業医としての職務は実績につながります。あいている時間に効率よく働く嘱託産業医は増えている状況です。

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