産業医の主な役割は?

産業医の主な役割は?

産業医は今、医師からかなり注目されている職業です。現在医師免許を持っている中で1/4が、産業医としての資格を持っているといいますから、その興味の高さが数字でもよくわかります。

産業医という立場が生まれ、世間的にも認知され始めたころには、一般の医師が企業で産業医を兼務するということも多く、企業で熱が出たりなどの病気への対応や、けがに対する対応などを行っていたようですが、現在はその役割が微妙に変化しています。病気やけがに対処する企業内のお医者様というイメージが強かった以前は、産業医を雇用しているという企業も、製造業が圧倒的に多かったのです。しかし今は、製造業以外にも、大人数を雇用する大企業や、特別な有害物質などを扱うことがある企業などが産業医を雇用しています。専属、あるいは嘱託によって、法律で定められた人数の産業医を雇用している、または嘱託で来てもらっているのですね。

産業医の役割としては、けがや病気の治療という立場から、従業員の健康管理、職場環境の改善、メンタルヘルスケアなどが中心となっています。企業の方々の健康状態を見ながら、配置の異動を提言したり、労働条件を付け加えたり、生活の上での指導を行うということも産業医の仕事です。またここ数年多くなっているのが、「経営参加型」の産業医です。従業員の健康推進、管理、また病気の予防、精神的ケア、これらは企業にとって重要なポイントになると考慮する企業が多くなり、そのために、産業医も経営的な部分に参加する機会が多くなったのです。

精神的に問題を抱えている相談窓口、過重労働となっている状態を何とかしたいと思っている方々への面談窓口など、産業医は特にここ数年、メンタルケアにかなりの力を注いでいます。うつ病が日本のサラリーマンに多く、自殺者も世界から見たら本当に多い日本。これまで根性だの日本的精神だのと、激務をこなしてこその日本人、我慢が美徳などとされてきた日本人の考え方が今では通用せず、ストレスによって命を絶つ人が激増している背景があります。その背景に沿ったメンタルケア、うつ病の予防、改善、社会復帰などをサポートできる産業医が求められています。

そのために、数々の講習等を聞き、知識を深めて産業医としての資格を取得するのです。企業に働く人たちが、身体的にも精神的にも健康で、良い状態で業務参加できる体制にすること、これが産業医に求められていることでしょう。

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